立って…いられない……。

顔が……熱い。

肩に力が入って…痛い。



アタシ……岡田くんが好き。












「杉浦?」

「っ///な、ナに?」
あー裏返ったぁああぁ///
「…………帰るか」
「え?」
「だって杉浦熱あるし」
無いよ。
「無いよ…」
「いやだって顔赤いし…」
それは近くに岡田くんがいるから。
「震えてるし…」
それはこんな広いパソコン室で岡田くんと二人っきりだから。

「涙目だし…」
それは不安だから。好きになっちゃったから感じる不安なの。


「帰ろ」
「でも仕事…」
ねぇ岡田くん。
こんなの岡田くんと離れたら治るんだよ?
「明日やるから」
「ーーー…帰る」
今は離れたくないの。
離れたら離れたで悲しくなるから。



「ん。じゃーこれ返してくるから待ってて」
そぅ言いながらアタシの肩にタオルをかけてくれる優しい岡田くん。
「うん」