次第にアタシが頷いたのは…… 現実だと実感したかったら。 優しいキスの後の笑った顔は、 「俺は本物だよ?夢じゃないよ?」 って言ってるみたいだった。 そんな優しい岡田だから…… アタシは岡田くんに引っ付いた。 「杉浦…?」 「10秒…」 体育館に明かりが戻り始めた頃、自然に離れた手が……悲しかった。