ヴゥーヴゥーヴゥーヴゥーヴゥーヴゥー


「あ、」

アタシだ…。


「ちょっと…ごめんなさい…」

「あぁ…うん」










受信メール

EROM 岡田くん

『今から大丈夫?』

たった7文字のメールが今のアタシには嬉しい。

たった7文字がアタシを喜ばせる。







「岡田くんだ…」

「岡田…修平…?」

「ぇ、あっ……はい…」



ダンッ




アタシの背中に壁を叩いた振動が伝わった。
上を向いたら…恐い顔をした永田先輩。
その顔にビックリしてすくめた。
なぜかその顔に目が離せなかった。