アタシは緊張して、 怖くて、 ずっと下を見ていた。 岡田くんの 「あるよ」 っていう優しい声にガバッと岡田くんを見ると 汗で髪はぺったんこで、 ほっぺたは真っ赤で、 いつもより大きな目に ドキッとしたから すぐに下向いちゃった………。 あんなにかっこいい岡田くんを見れるなんてそうそう無いのに……。 アタシの馬鹿。 あ、いつもかっこいいんだよ!!! でも今日は更に、もっとかっこよくて…… いつもみたいに喋れないの。