「今日は委員会無いから…」
岡田くんはもぅ加藤さんと佐崎さんに説明していた。

怒られる……?


「あのっ……スミマセン…でした」
「いいよ?あたし果穂と話すつもりだったし」
「うんうん。後、敬語もいいよ;;」
「でも…」
「後、好きな様に呼んでいいし」
「あ、じゃ…じゃー……加藤さんと佐崎さん……で」
そぅ言うと加藤さんと佐崎さんと岡田くんは苦笑いした。






「ただいま〜」
「お帰り〜」
トイレに行っていた滝くんが帰って来た。
ドアに手をかけて岡田くんを見て見開いていた滝くん。

「「「「????」」」」


「まぁいいか;;今日、杉浦が間違えて集めたらしいけど今日無いから」
「ゴメンね滝くん………?」
まだ滝くんは岡田くんを見ている。

「あの……中学の時、野球部……でしたか?」
「うん」
「ポジションは…?」
「ショート」
「…………岡田…さん……ですか…?」
「だけど?」
「やっぱり!!!」
いきなり大きな声を出すから驚いて肩をすくめた。

「「「「????」」」」
全く意味が分かんない;;


「意味分かんないんだけど」
そぅ言ったのは意外にも加藤さんだった。

「よくぞきいた!!岡田さんは俺等の中学の野球部の憧れの選手だったんだ!!足は速いしミート上手いし目もいいし………」

それを聞いて尊敬したしかっこいいと思った。



「握手していいですかっ!!??」
キラキラの滝くんにー…
「あ、…はぁ……」
テンションは低いけどちゃんと手を差し伸べる岡田くん。
そんな光景に笑えてアタシ達3人は笑ってしまった。





「もぅ行くぞ杉浦……」
ぐったりの岡田くん。
「はい(笑)」


「痛っ」
またチョップ。
岡田くんのチョップって痛い。
「笑うな」
「……………はい」


でも……知らなかった岡田くんの事知れて嬉しかった。