え?お手洗いなら一緒に行けばよくね? と思ったときには、乃愛は走りだしていて、夏帆たちのところにたどり着いていた。 あれ?今の乃愛。 いつもの乃愛と違ってなかった? よそよそしいっていうか、俺を避けているかのような。 ……って、考えすぎだよな。 乃愛に限って、そんなことは。 そう気を取り直して、俺は土産物売り場でも見ようかと、乃愛たちとは反対の左に向かって足をすすめた。