「綺月、久しぶり」
お姉ちゃんはそう言って私に手を伸ばす。
───ダメ、こっちに来ては行けない。
私は咄嗟にお姉ちゃんの手を払い除けた。
「…綺月?」
今、お姉ちゃんと繋がりを持ってはいけない。
お姉ちゃんと繋がってしまえば、母はそのことにいつか気付いてしまう。
そうしたらお姉ちゃんを母はきっと何がなんでも取り戻そうとするだろう。
それは絶対に避けなければいけない。
考えろ、今一番お姉ちゃんにとって良い選択を取るんだ。
「どの面下げて、私に触れようとしてんの?」
私は、出来るだけ冷たい目つきでお姉ちゃんのことを睨んだ。
「妹とかよく言えたね。
私の事、家族のこと、捨てたくせに」
投げ捨てるように言葉を放つと、お姉ちゃんの顔が分かりやすく歪んだ。
「ごめん、でも綺月に聞いて欲しいの」
「今更何を聞くの?
あんたの話に耳を傾けている時間なんてこの世で一番無駄なんだけど」
お姉ちゃんはそう言って私に手を伸ばす。
───ダメ、こっちに来ては行けない。
私は咄嗟にお姉ちゃんの手を払い除けた。
「…綺月?」
今、お姉ちゃんと繋がりを持ってはいけない。
お姉ちゃんと繋がってしまえば、母はそのことにいつか気付いてしまう。
そうしたらお姉ちゃんを母はきっと何がなんでも取り戻そうとするだろう。
それは絶対に避けなければいけない。
考えろ、今一番お姉ちゃんにとって良い選択を取るんだ。
「どの面下げて、私に触れようとしてんの?」
私は、出来るだけ冷たい目つきでお姉ちゃんのことを睨んだ。
「妹とかよく言えたね。
私の事、家族のこと、捨てたくせに」
投げ捨てるように言葉を放つと、お姉ちゃんの顔が分かりやすく歪んだ。
「ごめん、でも綺月に聞いて欲しいの」
「今更何を聞くの?
あんたの話に耳を傾けている時間なんてこの世で一番無駄なんだけど」

