私は軽やかな足取りでカオルの家の扉を開けた。
「綺月ちゃん!」
家に帰るなり、奈都が縋り付くように私の腕を掴んだ。
「どうかした?」
奈都の焦った顔に、恐る恐る聞く。
「お兄が、また消えたの」
「…え?」
カオルが消えた?
え?いつ目が覚めたの?
「私にはそんな連絡来てないけど」
「綺月ちゃん、美月ちゃんの家にスマホ忘れていってたってさっき美月ちゃんが届けるついでに教えてくれたの」
そう言って、奈都が私の携帯を渡す。
…今の今まで気付かなかった。
まさか携帯する携帯を、お姉ちゃんの家に置いてきてたなんて……。
「私、探してくる」
家をすぐに出ようとした時、奈都がまた私の腕を掴む。
「なに?」
「お兄の行き場所に心当たりある」
「どこ?」
「…お母さんと、お父さんのところ」
「綺月ちゃん!」
家に帰るなり、奈都が縋り付くように私の腕を掴んだ。
「どうかした?」
奈都の焦った顔に、恐る恐る聞く。
「お兄が、また消えたの」
「…え?」
カオルが消えた?
え?いつ目が覚めたの?
「私にはそんな連絡来てないけど」
「綺月ちゃん、美月ちゃんの家にスマホ忘れていってたってさっき美月ちゃんが届けるついでに教えてくれたの」
そう言って、奈都が私の携帯を渡す。
…今の今まで気付かなかった。
まさか携帯する携帯を、お姉ちゃんの家に置いてきてたなんて……。
「私、探してくる」
家をすぐに出ようとした時、奈都がまた私の腕を掴む。
「なに?」
「お兄の行き場所に心当たりある」
「どこ?」
「…お母さんと、お父さんのところ」

