場所は、夜になると看板のライトや店の灯りで昼よりも明るくなる繁華街だった。
繁華街の先にはホテル街があり、いかにもカオルが紛れ込んでいそうな場所だった。
そしてなにより、繁華街の路地を通って先に進めば、騒がしくて栄えた場所に客層を持っていかれ、廃れてしまった商店街がある。
そこには多くの不良が集まっていると菜穂から聞いたことがあった。
私は汗だくの状態で繁華街に着く。
だが位置情報はそのもう少し先を示していた。
昼間の繁華街も飲んだくれの若い人や定年を迎えた年配のおじさんが騒いでいる。
私はその横を器用に通り抜けながらみんなのところに向かう。
その時、私の視界に不良らしき人達が路地を通って消えていくのが見えた。
その不良達に吸い寄せられるように、位置情報までの最短ルートから逸れる。
彼らについて行けば、カオルに会えるような気がした。
ただの直感で、もし変なことに巻き込まれたら一人では対応出来ないくせに、考える前に足はもうその先を向いていた。
どんどん騒がしい繁華街から離れていき、私の目に映る景色が古びて静かな場所へと変わっていく。
多分今私がいる場所は、不良が多くいると言われている、廃れてしまった怖い場所なのかもしれない。
そう考えるとまた怖くなったが、私はそれでも負けること無くゆっくりと少しずつ彼らに近寄る。
手を伸ばせば届く距離まで来るが、突然後ろから誰かに手を引っ張られる。
驚いて振り返ると、雪希が人差し指を唇に当て「静かに!」と小声で言う。
繁華街の先にはホテル街があり、いかにもカオルが紛れ込んでいそうな場所だった。
そしてなにより、繁華街の路地を通って先に進めば、騒がしくて栄えた場所に客層を持っていかれ、廃れてしまった商店街がある。
そこには多くの不良が集まっていると菜穂から聞いたことがあった。
私は汗だくの状態で繁華街に着く。
だが位置情報はそのもう少し先を示していた。
昼間の繁華街も飲んだくれの若い人や定年を迎えた年配のおじさんが騒いでいる。
私はその横を器用に通り抜けながらみんなのところに向かう。
その時、私の視界に不良らしき人達が路地を通って消えていくのが見えた。
その不良達に吸い寄せられるように、位置情報までの最短ルートから逸れる。
彼らについて行けば、カオルに会えるような気がした。
ただの直感で、もし変なことに巻き込まれたら一人では対応出来ないくせに、考える前に足はもうその先を向いていた。
どんどん騒がしい繁華街から離れていき、私の目に映る景色が古びて静かな場所へと変わっていく。
多分今私がいる場所は、不良が多くいると言われている、廃れてしまった怖い場所なのかもしれない。
そう考えるとまた怖くなったが、私はそれでも負けること無くゆっくりと少しずつ彼らに近寄る。
手を伸ばせば届く距離まで来るが、突然後ろから誰かに手を引っ張られる。
驚いて振り返ると、雪希が人差し指を唇に当て「静かに!」と小声で言う。

