────チリン、チリン
窓にかけた風鈴が風に揺られ音を鳴らす。
そんな風鈴を眺めながら、私は時間を弄んでいた。
「扇風機の風で風鈴を揺らす子は初めて見たな」
幸人が笑いながら私が持ってきた風鈴を見て言った。
「だって窓開けたら冷気が逃げるって海斗に文句言われるから」
カオルの家に放置されている埃かぶった風鈴を見つけ、私は奈都の許可を得て溜まり場の窓付近にぶら下げた。
昔、風鈴の音を聞くのが好きだったという奈都だけど、いつしか昼間に寝るカオルのために風鈴をぶら下げて聞くことをやめたのだという。
風鈴の音なんて実際に聞いたことは無かったから、私は興味本位で溜まり場の窓にぶら下げて窓を全開に開けて聞いていたが、海斗から苦情が入って渋々扇風機の風で音を聞いている。
「こんなクソ暑い中、風鈴の音聞くだけに冷気を外に逃がす馬鹿どこにいんだよ」
海斗はソファーにだらしなく寝転がりながら、また文句を言っている。
窓にかけた風鈴が風に揺られ音を鳴らす。
そんな風鈴を眺めながら、私は時間を弄んでいた。
「扇風機の風で風鈴を揺らす子は初めて見たな」
幸人が笑いながら私が持ってきた風鈴を見て言った。
「だって窓開けたら冷気が逃げるって海斗に文句言われるから」
カオルの家に放置されている埃かぶった風鈴を見つけ、私は奈都の許可を得て溜まり場の窓付近にぶら下げた。
昔、風鈴の音を聞くのが好きだったという奈都だけど、いつしか昼間に寝るカオルのために風鈴をぶら下げて聞くことをやめたのだという。
風鈴の音なんて実際に聞いたことは無かったから、私は興味本位で溜まり場の窓にぶら下げて窓を全開に開けて聞いていたが、海斗から苦情が入って渋々扇風機の風で音を聞いている。
「こんなクソ暑い中、風鈴の音聞くだけに冷気を外に逃がす馬鹿どこにいんだよ」
海斗はソファーにだらしなく寝転がりながら、また文句を言っている。

