Again〜今夜、暗闇の底からお前を攫う〜

何一つ自分心の内が整理出来ない。

だからなのか私はここに来てまだ一度も自分のことを話してはいない。


「じゃあもう寝るね」

「あぁ、おやすみ」

「おやすみ」


パタンと扉を閉めた。

ちゃんと自分の気持ちを整理しないと。


その次の日、

『一度家に帰ります』

と置き手紙を残し、カバンを取りに帰るため私は一度家に戻ることに決めた。