夕方になると、奈都が元気に帰宅してくる。
「綺月ちゃん今日凄い寝てたよ」
「うん、凄い寝てた」
奈都は手洗いうがいをすると、すぐさま机の前に座る。
「ねぇ、奈都」
「ん?」
「私、また奈都の家庭教師やっていいかな?」
それが今奈都に返せる唯一の私が出来ることだから。
そう言うと、奈都を花を咲かせたみたいに笑った。
「やったー!!」
「しっ、奈都静かに、カオルが寝てるから」
「本当にいいの?!」
「奈都が良ければ……」
「そんなのいいに決まってるじゃん!」
「だから静かに」
奈都は家庭教師復活に飛び跳ねて喜んだ。
「早速だけど」と付箋が大量に貼られている問題集を持ってくる。
奈都は私が以前言っていたとおりに分からない問題には付箋を貼り続けて、ずっと待っていたのだと言う。
それに心苦しくなって、何度もごめんと謝った。
私は奈都と一緒に付箋が貼られた問題を一つずつ解いていく。
懐かしい時間に、あんなに苦痛だった勉強ができるのが今はなぜか嬉しくなった。
「綺月ちゃん今日凄い寝てたよ」
「うん、凄い寝てた」
奈都は手洗いうがいをすると、すぐさま机の前に座る。
「ねぇ、奈都」
「ん?」
「私、また奈都の家庭教師やっていいかな?」
それが今奈都に返せる唯一の私が出来ることだから。
そう言うと、奈都を花を咲かせたみたいに笑った。
「やったー!!」
「しっ、奈都静かに、カオルが寝てるから」
「本当にいいの?!」
「奈都が良ければ……」
「そんなのいいに決まってるじゃん!」
「だから静かに」
奈都は家庭教師復活に飛び跳ねて喜んだ。
「早速だけど」と付箋が大量に貼られている問題集を持ってくる。
奈都は私が以前言っていたとおりに分からない問題には付箋を貼り続けて、ずっと待っていたのだと言う。
それに心苦しくなって、何度もごめんと謝った。
私は奈都と一緒に付箋が貼られた問題を一つずつ解いていく。
懐かしい時間に、あんなに苦痛だった勉強ができるのが今はなぜか嬉しくなった。

