「陽和ちゃん月島の事好きになっちゃった?」

「イヤイヤイヤ!それはありません!」

「月島めっちゃ否定されたよ~」
珠里さんがケラケラお腹をかかえて笑った


「うるせぇよ!珠里は黙ってろ」


「陽和ちゃん、本当ありがとうね大事に使うから」
 
そう言って月島先輩は自分の席に戻って行った


私は何度も頭を下げた

「珠里さんも、ありがとうございました」
私は珠里さんにペコリと頭を下げた


「ねえ、陽和ちゃん月島の事どう思う?」


「どうって…優しくてカッコいい?」

「だよね~、でもアイツ女ったらしだから気をつけてね」
 
「いや、気をつけるも何も別に何も思ってないので」

「やっぱ、碧斗か…」

「は?」

「ううん、何でもない」
珠里さんがニコリと笑った


気をつけなきゃいけないのって、月島先輩じゃなくて珠里さんなのでは??

何か

モヤモヤする〜!!