しかし、あの姉妹は珍しく自分から知りたいと思った。


壱華は個人的に顔が好みだと言うこともあるが、あのチビガキは初っ端から予想を裏切ってきて興味が湧いた。


さて、俺たち相手にどうやって立ち振る舞うつもりだ?


いくら黒帝を味方につけたからと言って、世話になってるケツ持ちのヤクザには逆らえまい。


とにかくいい玩具を見つけた。


しばらくは楽しませでもらおう。


飽きれば計画通り、壱華を西に送るだけだ。


それを阻止することができれば、お前の勝ちだと認めて自由にしてやろう。