ですが、その日は永遠に訪れませんでした。 彼はその次の年の2月にこの世界から消えてしまったからです。 自ら命を絶ったのです。 最期を看取ることはできませんでした。 現実を受け止めることができず、 お通夜も告別式も悲しみに暮れていました。