〜放課後〜

高橋「いやーなかなかいいクラスだったね」

釘村「うんうん!」

早乙女「私は問題児らしき人が1人…」

高橋「まじでー?かわいそう笑笑」

釘村「いい感じの人いた?」

早乙女(ドキッ…)

高橋「いやいや、まだ居ないでしょ笑」

早乙女「そうだよ、まだ早いよ汗」

釘村「そうだよね笑」

高橋「明日の放課後、テニス部に入部届け出しに行こうよ!」

早乙女「賛成!」

釘村「おけ〜!」

高橋「じゃ、私はこっちだから」

早乙女・釘村「バイバイ〜」

早乙女「私、実はちょっと一目惚れしちゃったかもしれない人いる…」

釘村「え、まじ!?誰々!?」

早乙女「ま、まだ内緒ー!」

釘村「教えてよー!!!」

早乙女「ちゃんと、彩も居る時に言うね!」

釘村「わかったよ〜んじゃ、バイバイ!」

早乙女「はーい!ばいばーい!」


〜次の日〜

早乙女「幸恵ちゃんおはよ!」

小堀「愛菜ちゃんおはよう、昨日の〇松さんみた?」

早乙女「当たり前じゃん!」

アニメの話できる人あまりいなかったから嬉しいな。

???「愛菜…おはよう」

早乙女「え、拓真じゃん!?」

小堀「だれ…?」

早乙女「私と元同じ中学の森山拓真!こいつもオタクだよ〜!」

森山は釘村と同じ小学からの仲で普通に遊びに行くこともある。
森山はいわゆるメガネ男子ってやつでもちろん頭もいい。

森山「宜しく、えーと…」

小堀「小堀幸恵です、よろしくね」

森山「よろしく、同じクラスに知り合いが愛菜しかいなかったから…」

早乙女「そゆことね!なんかあったらいつでも声掛けて〜」

小堀「オタクはみんな友達だからね」

森山「ありがとう、じゃまた。」

早乙女(そういえば、昨日のあの人はなんて名前なんだろう…)

小堀「うわ…」

斉藤「うわって言うなよ〜。」

早乙女「何の用ですか?」

斉藤「昨日は叩いてごめんな、ちょっと調子乗りすぎた。俺、斉藤優太。よろしくな!」

小堀「別に宜しくはしたくないけど…私は小堀幸恵。んで、この子は早乙女愛菜」

早乙女「よろしくです!」

斉藤優太、見た目はいかにも野球してますって感じ。坊主で日焼けしている。

???「お、優太が女とイチャイチャしてる〜!」

斉藤「ちげーよ、そんなんじゃねーし!」

佐藤「オレ、佐藤涼太っていいまーす!よろしくね!!」

佐藤涼太、見るからにチャラい。きっと女好きなんだろうって感じ。身長は高い。

小堀「はいはい、よろしくね。」

早乙女「よろしくね〜汗」

佐藤「こいつ、昨日は翔太に殴られててめちゃおもろかったよね〜笑」

斉藤「うるせぇー!」

早乙女(下の名前翔太っていうんだ…)

小堀「ざまーって感じだったね」

斉藤「ひどくない!?」

佐藤「後でさLINE交換してよ!ね!いいでしょ?」

小堀「別にいいけど」

早乙女「うん、いいよ」

佐藤「やった!んじゃまた後でね〜!」

佐藤くんを通して翔太くんに近づくチャンスかも!!

小堀「私はそろそろ、部活の入部届け出しに行くけど…愛菜ちゃんはどうするの?」

早乙女「あ、私も行くの!」

小堀「そっか、じゃまた明日ね」

早乙女「うん!」