黒い龍は小さな華を溺愛する。



「宗佑はすぐ運命とか言うよな、女子かよ」


「あ!じゃあ夕晴の女になんない!?」


「え!?」「は?」


私と常盤くんの声が重なった。


紫藤くんはなんてことを言い出すんだろう。


「夕晴困ってたじゃん!」


「あー……」と、常盤くんもため息を漏らした。


「あのね、月1くらいで他のチームのアタマが集まって交流会すんだけどさ、どこのアタマも女連れてきてんのに夕晴だけいつもいねーから……」


「え、あの……チームっていうのは?」


「あ、肝心なこと言ってなかった?俺らDRAGONKINGってチームに入ってて、夕晴はそこのアタマ……総長ってわけ」


やっぱりそうだったんだ……、秋元が言ってた通り……。


無言でいた私を見て「怖い?」と、常盤くんが言う。


「い、いえ!そうなのかなーとは思ってました……」