黒い龍は小さな華を溺愛する。


改造って……

やっぱり常盤くんは怖い人で、私を分解して切り刻んで……

急に冷や汗が出てきてしまった。


私に目線を移した紫藤くんが笑っている。


「ぶっ、顔真っ青だけど。このダサ……じゃなくて、この子をどう改造しろと?」


「あー、まず髪だな、この分厚い前髪どうにかして」


「んー。髪切ってもどうにもならないような……」


二人で私を見てどうのこうの言っている。


髪のこと……?


髪を切るって……体切り刻まれるのも嫌だけど髪を切られるのも嫌だ。


私にとっては裸にされるくらいのレベルなのだ。


「あのっ!勝手なこと言わないでください!」


「あ?宗佑は切るのうめーよ?美容師レベルだから安心しろよ」


「そういうこと言ってるんじゃないですっ……」


ブーッブーッ


その時スマホが震えた。


画面を見ると母からだった。


今頃彼氏といるはずなのになんで!?