黒い龍は小さな華を溺愛する。



「今なんて……言ったんですか」


「〝可愛い〟って言ってんの」


「かっ、からかわないでください!」


そう言ってみたものの、常盤くんは笑っていない。


ふざけてないのはわかる……。


でも私を〝可愛い〟だなんて、誰にも言われたことがないのにどう考えてもおかしい。


「はぁ、頑固だな……まあいいわ、宗佑にまかせっか……」


宗佑って……紫藤くん?


なんで彼が出てくるんだろう。


そんなことを思ってると常盤くんが紫藤くんに、すぐ来るよう電話をしていた。


数分後、私たちの部屋にきた紫藤くんが驚いていた。


「あれ?まだこの子といたのかよ」


「まぁな」


「お前全然戻ってこねーからって、みんな食った後解散したぞ」


「あとで電話しとく。んなことより、こいつ改造してほしいんだけど」


か、改造!?


私を……!?