私が、この世界に残したいもの。

するとゆうの母親らしき人が家から出てきた

すっごく慌てていて顔は真っ青だった

こっちに歩いてくるゆうの母親


「あなたが今日ゆうと遊ぶ約束をしてた子?」


「はい、、初めまして桜崎怜央です。」


「怜央くん、こんなことになっちゃって、ごめんね」


「ゆうは!どうしたんですか?!」


「最近体調悪い日が多かったみたいで、私がもっと早く病院に、、」


そう言って泣き出してしまったゆうの母親

俺も気づけなかった、、

くそ!!


「佐藤さん、乗ってください!」


救急車に乗った隊員が救急車に乗るように声をかける


「ごめんね、怜央くん」


その言葉を残してゆうの母親は救急車に乗り

赤いランプを光らせ

いい音とは決して言えない音を響かせながら遠ざかっていった

取り残された俺はなにをどうして良いかわからなかった