私が、この世界に残したいもの。


優しくて

ぶっきらぼうで

Sっ気があって

少し弱い一面もある

私はそんな先輩が大好き


「なぁゆう、足のアザどうした?」


先輩に言われて足を見てみると

膝の少しした辺りにあざができていて

内出血していた


「え、いつぶつけたんだろう」


「記憶にないのか?」


「はい」


「お前寝相悪そうだしな寝てる時にぶつけたんだろ」


そんなことを意地悪そうに言ってくる


「私そんな寝相わるくないですー!」


「ほんとかぁー?」


そんなくだらない話をしていると

いつもあっという間に学校に着いてしまう

私にとって先輩と2人でいれるこの時間は大切だった