私が、この世界に残したいもの。


「結局教室まで送ってくれてありがとうございました!」


「ん、帰りも迎えに来る」


「え、先輩部活は?」


「サボるときはいっつもりゅうがてきとーに理由つけてくれっから大丈夫」


「サボらないでください!」


「別にいいんだよ、ゆうは部活入んないのか?」


「何か入りたいなとは思ってたんですけどまだ迷ってます」


「そっか、じゃぁ、、、やっぱなんでもねー」


「えーなんですか?!」


「いいから、じゃーな」


そう言って私の頭をくしゃくしゃと撫でてから廊下を歩いて行く先輩

やっぱりこれは先輩の癖らしい

って、、

視野を180度回転させて恐る恐る教室の中を見てみると

やっぱり、、

クラス中の視線がこっちに向いていた

やばい〜