気付くと俺は優羽の腕を掴んでいた


「せんぱい?」


そりゃ驚くよな

けど、話したくない

手離したくない

ギュー。

強く握っているその時ハッと我に返った


「ご、ごめん、、」


手を離してキッチンに向かった

俺は何をしてんだよ

頭を冷やせ

お袋と優羽は違う

わかってても怖い…

また、あんな事が起きてしまうかもと思ったら…