私が、この世界に残したいもの。


「桜崎先輩、すみません私耳が悪いみたいで、用がないと聞こえたのですが?」

え、もう少しで聴力検査あるよね

しっかり調べてもらおう

とか考えているうちに頭上から降ってきた言葉は


「だから用はないって言っただろーが」


ど、どうやら私の耳は正常だった様です


「え?用が無いのになんでここに?」


「なんだよ来ちゃわりーかよ」


悪くは無いけど

悪くは無いんだけれども


「そうゆうことではなくですね…」