「こんなの、犯罪ですよ?! 何考えているんですか?!」
「うるさい。女のくせに、俺にたてつこうなんて思いあがるな。どうせ女なんて、抱いちまえばこっちのもんだ」
「お、女だからって……馬鹿にしないでください!!」
私は、目の前にあった小野先生の腕に思い切り噛みついた。
「痛っ! なにしやがる!」
「力で思い通りになるなんて思わないで! 私はっ……」
「浅木さん!」
その時、ドアが開いた。
は、として小野先生が振り返る。誰かが飛び込んできて、小野先生に体当たりすると二人で廊下に転がった。
「こい、つ……!」
「おらあっ!」
「相良さん?!」
狭い廊下でもつれているのは、相良さんだった。小野先生が、相良さんの腕をつかむのを見て思い出す。
そうだ、小野先生、武道のできる人だった。
手助けしようにも、狭い廊下では私が近寄ることもできない。その場で体をおこして座り込んだまま、私は二人の様子を見守るしかなかった。
けれど、掴まれた手を逆にひねって、相良さんはあっさりと小野先生を組み敷いて動けなくしてしまう。
「うるさい。女のくせに、俺にたてつこうなんて思いあがるな。どうせ女なんて、抱いちまえばこっちのもんだ」
「お、女だからって……馬鹿にしないでください!!」
私は、目の前にあった小野先生の腕に思い切り噛みついた。
「痛っ! なにしやがる!」
「力で思い通りになるなんて思わないで! 私はっ……」
「浅木さん!」
その時、ドアが開いた。
は、として小野先生が振り返る。誰かが飛び込んできて、小野先生に体当たりすると二人で廊下に転がった。
「こい、つ……!」
「おらあっ!」
「相良さん?!」
狭い廊下でもつれているのは、相良さんだった。小野先生が、相良さんの腕をつかむのを見て思い出す。
そうだ、小野先生、武道のできる人だった。
手助けしようにも、狭い廊下では私が近寄ることもできない。その場で体をおこして座り込んだまま、私は二人の様子を見守るしかなかった。
けれど、掴まれた手を逆にひねって、相良さんはあっさりと小野先生を組み敷いて動けなくしてしまう。



