「うん……っ!実はそうなの……!」


友達に報告って、なんか照れちゃうなぁ。


「いつ!?なんで!?蓮くんなんかやめといた方がいいよ!?」

「ちょ、凜ちゃん……!?」


凜ちゃんに肩をグラグラと揺すられ、目が回る。


「俺も同感だ、サラ」

「そうだ、南と滝の言う通りだ。蓮なんかやめとけ」

「二人とも……なんで?れーくんはすごく優しいよ……?」


私たちのこと、反対なのかな……。


「おい、お前ら。由姫は俺のだ。手を出すんじゃねぇ」

「ずるい!サラは僕のだよ!!」

「喧嘩売ってんのか」

「凜ちゃん、勇くん……!?」

「由姫、蓮なんかやめて俺にしないか?」

「へ?」

「おい、舜。お前殺されたいのか」

「殺せるもんなら殺してみろ。返り討ちにしてやる」

「あー!僕も僕も!」

「俺も参戦だ」

「三対一か。お前らぼこぼこにしてやる。来い」

「四人とも!落ち着いてーっ!?」


騒がしいけど、やっぱりみんなといるのが一番楽しい!これからもずっと、こんな毎日が続くといいな。

END