朝食を軽く食べてさっそく大型ショッピングモールへ向かった。

ホテルからショッピングモール行のバスが出ていたのでバスで向かった。

~ショッピングモール~

「わぁ・・・でかい」

「いろんなお店があって迷いそうだな」

「ほんとに・・あ!!あの店あるんだ!!」

普段あまり見ないようなお店も入っていて嬉しそうな美鈴であった。

~数時間後~

「買いすぎてしまった・・・」

普段あまり買い物に出かけない美鈴は、あれもこれもと欲しいものが出てきて、ついつい買ってしまった。
零夜も、普段全然ほしいものを言わない彼女のレアな買い物とあり、全て零夜が支払い、プレゼントした。

「秋に頼んでおいてよかったな」

「秋さんにも迷惑をかけてしまった・・。申し訳ないです・・」

「美鈴が普段買い物とか行かないから、秋も「美鈴様は物欲が無さ過ぎます、もっと買っていただいてもよろしいのに・・」と嘆いていたくらいだしな!!ショッピングバックの多さを見て喜んでいたじゃないか」

「ふ、普段は・・その、、私のためにお金を使ってもらうのが申し訳なくて・・」

ここの寮に来てから、美鈴は自分のお金を使う機会がなくなった。

学園内ですべて揃えられてしまううえ、学生は学園内のお店であれば、無料で購入できる(すべて学園が商人から商人事高額契約している物のため)
自分のお金は零夜と外に出た時くらいだが、そのときも零夜がスマートにお会計を済ましてしまうため、タイミングがつかめないでいた。
なので、自然と美鈴自身の買い物も減っていたのだった。

「学園内にいれば、全部無料でしょ?だから、なかなか・・でも、こういう時くらいしかない!!て思ってたら、買いすぎた」

美鈴の購入品はどれもそれほど高くないものばかりだ。

「もっと高額品も買えばいいのに」

「いや、高額品買っても身につける勇気ないよ‥」

庶民とセレブの違いを感じた美鈴であった。