~次の日~

今日は自由行動の日。
博物館は3日で回れるため、間に自由行動の日を設けている。
その日は自由なので、今日はホテル近くにある大型ショッピングモールに行くことにした。

ホテル向かうバスの中でたまたま零夜が見つけたので行ってみることにした。

「バスの中からでも結構大きいんだなって思ったくらいだから、楽しめそうだ」

「いろいろ買っちゃお!!」

「買ったら送るから心配せずに買えよ」

「うん!!」

そういうと零夜は誰かに連絡し始めた」

「あぁ、秋、俺だ。零夜だ。あぁ。・・・・あぁ。お願いできるか?あぁ。頼む」

「秋さんに何頼んだの?」

「美鈴が購入したものを俺たちの学園近くの別荘に送るから、寮の方に運ぶよう頼んだ」

「えぇ、なんか申し訳ないよぅ」

「有意義に買い物過ごすためだよ」

「むぅ」

それ以上言っても零夜は聞いてくれそうになかった。