吸血鬼との世界

ホテルに着いたらまずみんなバスの中で渡された部屋の番号の書かれた紙通りにルームキーをフロントでもらい、それぞれ部屋に荷物を置きに行った。

部屋に入ると、外装からは考えられないくらい広かった。
中にはキッチンもあり、自炊もできるようになっていた。

「すごいね、1LDKになってる。ダイニングキッチンも付いてるのね！！」

「まぁ、滞在中はお茶を沸かすぐらい位しか使わないだろうな」

「そうね、朝昼晩食事はついてるもんね！」

そう、学校行事なので食事関係は全部ついている。

「ほんとお茶沸かすくらいにしか使わないわね！」

「洗い物は毎日のルームクリーンで新しいものに変わるようだし、また個人でここに来たときに使わせてもらおう」

「え？またここに来れるの？」

「あぁ、また二人でここに泊まりに来よう」

「うん！！！」

「荷物置いたらフロントに集合だったな」

「うん、そろそろ行こう！」

「あぁ」

二人はフロントに向かった。