~花火大会~
ステージイベントはすごく楽しかった。
今は零夜と花火大会の行われる川沿いまで移動している。
この学園は学園の隣にある大きな湖を学園のものとし、そこで毎年文化祭の終わりの花火大会をしている。
この湖は学園同様、周りに大きな塀があるため、学園の中からしか湖には来れないようになっている。
なので、学園の外ではあるが、生徒たちしかいないので、ゆっくりと花火を見れるようになっている。
「湖の近くは少し夜になるとひんやりするから、これでも被っておけ」
そう言われて渡されたのはちょっと分厚い身体全部が被るくらいのブランケットだった。
「ありがとう!!」
「ほら、着いたぞ、ここは対同士専用のプライベートスポットなんだ。ここは、個室になっていて隣の部屋を気にしなくてもいい。俺らの空間だ」
「え?でも普通に隣にも部屋あるから、私たちだけの空間にはならなくない?」
「ここは学園長の能力『空間分離』の能力が働いてるからこの空間で花火を見れるのは俺らだけだ」
学園長の能力は前に零夜から聞いたことある。
一つの空間を分離させることができると。
ここでの一つの空間はこの花火大会の対同士専用個室。
学園長が会場にいればできるらしい。
さすが学園長。
「さ、花火開始は花火アラートが生徒全員のタブレットに鳴るようになってるらしいから、花火見る準備しとこうぜ」
さっき、ここに来る前に多少の飲み物と食べ物を買っておいてよかった。
最初はこの個室についてるベランダで見ようと思っていたが、風が吹いてて肌寒かったので、室内で見ることにした。
室内には大きなモニターで花火が中継されているので、モニターからも窓からも見えて、最高だった。
<<ピロリン、ピロリン>>
タブレットのアラートが鳴った。
いよいよ花火大会が始まる。
文化祭、最後の催し物。
花火は色とりどりだった。
「花火って、ほんとに空に咲く七色の大輪だよね!すごく綺麗!」
「ほんと、こんなにも花火をきれいだと思えたのは初めてだ。好きな相手とみるとこんなにも違うんだな」
「うん、今見てる花火は特別だよ」
「これからも二人で色々なものを見ていこうな」
「うん」
大きな大輪を空に咲かせながら文化祭は幕を閉じた。
ステージイベントはすごく楽しかった。
今は零夜と花火大会の行われる川沿いまで移動している。
この学園は学園の隣にある大きな湖を学園のものとし、そこで毎年文化祭の終わりの花火大会をしている。
この湖は学園同様、周りに大きな塀があるため、学園の中からしか湖には来れないようになっている。
なので、学園の外ではあるが、生徒たちしかいないので、ゆっくりと花火を見れるようになっている。
「湖の近くは少し夜になるとひんやりするから、これでも被っておけ」
そう言われて渡されたのはちょっと分厚い身体全部が被るくらいのブランケットだった。
「ありがとう!!」
「ほら、着いたぞ、ここは対同士専用のプライベートスポットなんだ。ここは、個室になっていて隣の部屋を気にしなくてもいい。俺らの空間だ」
「え?でも普通に隣にも部屋あるから、私たちだけの空間にはならなくない?」
「ここは学園長の能力『空間分離』の能力が働いてるからこの空間で花火を見れるのは俺らだけだ」
学園長の能力は前に零夜から聞いたことある。
一つの空間を分離させることができると。
ここでの一つの空間はこの花火大会の対同士専用個室。
学園長が会場にいればできるらしい。
さすが学園長。
「さ、花火開始は花火アラートが生徒全員のタブレットに鳴るようになってるらしいから、花火見る準備しとこうぜ」
さっき、ここに来る前に多少の飲み物と食べ物を買っておいてよかった。
最初はこの個室についてるベランダで見ようと思っていたが、風が吹いてて肌寒かったので、室内で見ることにした。
室内には大きなモニターで花火が中継されているので、モニターからも窓からも見えて、最高だった。
<<ピロリン、ピロリン>>
タブレットのアラートが鳴った。
いよいよ花火大会が始まる。
文化祭、最後の催し物。
花火は色とりどりだった。
「花火って、ほんとに空に咲く七色の大輪だよね!すごく綺麗!」
「ほんと、こんなにも花火をきれいだと思えたのは初めてだ。好きな相手とみるとこんなにも違うんだな」
「うん、今見てる花火は特別だよ」
「これからも二人で色々なものを見ていこうな」
「うん」
大きな大輪を空に咲かせながら文化祭は幕を閉じた。



