吸血鬼との世界

戻ってからはみんな順番に交代で休憩に入って、特に大きな問題もなく大盛況の中、
何とか無事に一日目が終わった。

明日はメイド喫茶はお昼までの営業。
午後は各自自由時間、零夜と残りの文化祭を楽しむ予定。

模擬店などは17時までで、そのあとは20時から花火が上がるそうだ。
それも楽しみである。

模擬店で売れ残ったものは19時30分から花火大会に持ち込むようとして30分間花火会場の近くでご自由にお取りください感覚で
花火会場入り口で設置するらしく、欲しい人はそこでもらって会場に入れるらしい。
なんとも食料を無駄にしないいい取り組みだと思う。

とりあえず、今日は解散して寮に戻ってきた。

「あー!何とか一日目終わったな」

「お疲れ様、零夜、はい、珈琲入れたよ」

「ありがと」

「今日、大盛況だったね!!」

「あぁ、女子軍のレベルの高さが接客につながったって担任言ってたよ」

「そうなのかな?私たち接客に必死でそれどころじゃなかったから実際どうだったのかはわからなかったんだよね、
でも、そう言ってくれてるなら安心かも!」

「でも、美鈴のメイド服、やばかった!好きなやつのメイド服はクるもんがあんな」

「え??」

「・・・欲情した」

「なっ!!!!!」

「襲っていい??」

「まっ!!!」

そのあと、しっかり零夜に喰われました。