そのあとは、軽食をさっと食べて、まったりしていた。

露天風呂もとても大きく、綺麗なとこだった。

こんなとこ、ほんとにいていいのだろうかと思ってしまうほど。

零夜だけが知る秘密の場所。

誰にも邪魔されないほんとに秘密の場所。

国からも検索されない、地図にもWebにも載ってない。
犬飼グループの権力でできてしまうあたり、さすがと思った。

「そろそろ上がるか」

「そうだね!!また入りにくればいいし!!」

「あぁ、別に逃げやしないから」

「うん!!」

「だし、このあとどうせ汗かくことになるだろうし?」

「なっ・・・・!!」

「時間はたっぷりあるしな??」

夜はまだまだ続くようだ。


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