何も知らない親たちが本社ビル一階のロビーに集まった。

「なんなんですか??いきなり呼び出しといて」

「早くしてちょうだい?忙しいんだから」

「「皆様、ようこそお越しくださいました。私たちはここの社長の秘書をしているものです。今から皆様を
別部屋に案内いたしますのでお越しくださいますよう、お願いいたします」」

皆は渋々双子の後に続いた。

これから何が起こるかも知らずに・・・・


<社長室>

「よし、これであいつらの親は始末できた。もう社会にも出られないだろう。あとは八神詩乃だな」

「この子は私に任せてくれるかしら?」

「・・・・加減しろよ?」

「わからないわ、いま無性に腹が立ってるの、もしかしたら社会的に抹殺しちゃうかもしれないわ」

「<社会的に>なら構わないよ。後処理はちゃんと抜かりなくやるから」

「じゃあ行ってくるわね」

「あぁ」

香月は嬉しそうに社長室を出て行った。