これで最後。 そう思ってしまうと、涙が溢れて止まらない。類くんを見ると、類くんの目にも涙が溢れていた。 「......日和、好きだ。ずっとお前のことが好きだった。こんな形じゃなくて、ちゃんと生きているうちに言いたかった」 「......私も、類くんが好き。馬鹿だな、私。もっと早く言えばよかった・・•・・・」 お互いの顔が近づく。 目を閉じれば、唇に柔らかなものが触れる。 これが、ファーストキス。 私にとっては、最初で最後のキスだ。 嬉しかった。 類くんは、優しかった。