「だってねーちゃんゆーせーのことすきじゃん」 「すきだけど…」 「すきだけどなに?」 「大人には大人の事情があるのーっ!」 「ねーちゃんまだこどもじゃんっ」 「いーからシーしてて」 そう言ってあたしは自分のスマホを渡した。 「ねとふりみるーっ!」 これで静かになる… 「すいません、悠生さん…」 「子供はドストレートに聞いてくるね(笑)」 そんなこんなで目的地に着いた。