「愛されてんねぇ、芽緒ちゃん」

カメラが回ってないところで翼が冷やかしに来た。

「よし、終わった」

「ありがとうございます」

芽緒はぺこっと頭を下げた。

駄目だ、どんどんすきになっていく。