yu-sei side


俺が椅子に座って、芽緒がしゃがみこむ。

俺のギターの目の前にしゃがみこみ、じっと俺の指を目で追っている。

可愛い…

そう思った時には芽緒の頬に手が触れていた。

「え…」

「あ、わりぃ」

何してんだ、俺。