「じゃ…」

車から降りようとしたら悠生さんに腕を引っ張られた。

「これで終わりと思うな」

意地悪な笑みを浮かべてあたしにキスをした。

「はは(笑)顔真っ赤(笑)」

「言わないでくださいよ」

「そろそろ敬語やめてよ」

「できますかね…」

「できるよ」

「ん…わかった」

「じゃ、おやすみ芽緒」

「おやすみ、悠生…くん」

満足気な顔をして車を走らせた悠生くん。

なんかカップルっぽくなってきた!!!