「え、なにこれ」

あたしの首にはブランド物のネックレスが。

「芽緒」

「はい」

悠生さんの真剣な表情。

その瞳に吸い込まれそうだ。

「すきだ」

いざ言われると泣きそうになる。

「あ…たしも……です…」

涙が零れてしまいそう。

「付き合ってくれますか?」

「よろ…しく……お願いします…」

駄目だ、もう顔は涙でぐちゃぐちゃ。