でも何通かメールをしていると、

『もしかして、その好きな人って俺?
間違ってたらごめんね!』

こんなメールがきた。

『そうだよ。
良かったらわたしと付き合ってくれないかな…?』

椿季がメールを送ると、今まできていたメールはパッタリとなくなり、数時間後、

『よろしくお願いします』

嬉しいメールがきた。

こうして、高校3年生の11月17日に、椿季と南都は付き合った‐。