浅葱の姫。

だけどこんな方は見慣れてる。

「貴方様方のお名前は?」

私は質問をした。

「土方歳三だ。」

「沖田総司と申します。」

「土方様と沖田様ですね。」

ここはどこだろう。

「ここはどこでございますか?」

「新撰組屯所だ。」

土方様が答えてくださった。

新撰組·····私は来ては行けなかった。

京の町をでなくては。

早く立ち去ろう。

「私はこれで失礼致します。

お助けいただきありがとうございました。」