浅葱の姫。

はるえさんは少し

怖い目付きで自己紹介をした。

私はこの視線の理由には

まだ気づけなかった。

「ここは団子が美味しいんです。」

沖田様は嬉しそうにおっしゃった。

「10皿ください。」

笑顔で仰った。

「俺5皿。」

「俺も。」

「俺も。」

続けて御三方もそう仰った。

「あささんは何皿食べます?」