浅葱の姫。

藤堂様がそういうと

原田様が続けて仰った。

「今日買い物に行かないか?」

「お買い物·····ですか。」

正直怖い。

もしまた襲われでもしたら·····。

「何があってもお守りするので

行っても良いのですよ?」

隣にいた沖田様がそう仰った。

沖田様は2度も私を

助けてくださった。

沖田様のことは

信用していいんだろう。