浅葱の姫。

「さぁ今日は寝ましょう。」

「おやすみなさい。」

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チュンチュンチュン。

小鳥の声で目が覚めた。

「おはようございます。」

沖田様はもう着替えていらした。

「着替えましょう。」

そう言って

私の支度をしてくださった。

髪も自分でできない私は

お姉様がいらっしゃるという

沖田様にして頂くしかない。