浅葱の姫。

斎藤様は

素早く着せてくださった。

「では行きましょう。」

朝餉の支度に取り掛かる。

朝餉が終わると次は

お洗濯の時間。

だけれどまだ覚えれていない私は

沖田様に教えて頂かないと·····。

「おまたせしました。」

後ろから沖田様の声がして

振り返るとお仕事終わりの

沖田様がいらした。

「お仕事があるのにすみません。」