浅葱の姫。

私はすぐに

眠りについた。

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気がつくと朝だった。

こんなにぐっすり眠ったのは

いつぶりだろう。

隣を見ると沖田様は

もういらっしゃらなかった。

早起きなお方ね。

でもどうしよう。

着物·····。

「あささん。」

外から斎藤様の

声がした。