浅葱の姫。

「一さんもお仕事で

できない日なんて

誰も食べたくないんですよ。」

そう言いながら

進んだ先はお庭だった。

「今から洗濯です。」

お洗濯が終わるともう

昼餉の時間で

斎藤様が終わらせてしまっていた。

そしてお掃除はとても大変で

箒に雑巾、使うものまで沢山。

女中達がしていたことは

こんなにも大変な事だったんだ。