浅葱の姫。

御三方は笑った。

「まぁ総司が連れてきたやつだしな。」

「信用できるだろ。」

「疑ってごめんよぉ。」

認めてくれたようだ。

良かった。

「では私は仕事があるので

お部屋で待っていてください。」

私は頷いた。

「決して部屋から出ては行けませんよ。

ここにいる男たちはみんな

敵と思った方がいい。」

沖田様はそんな言葉を残して

お仕事へ向かわれた。