浅葱の姫。

俺はそんなこと考えない。

まだ自由でいたかった。

だが総司は違う。

守りたいものがあってこそ

自分が生きてると

自覚できるんだ。

だったらこれしかない。

俺は総司に言った。

「お前にだって

守る家族はいるだろ?

ここにさ。」

その時間になると

みんなやってきた。