浅葱の姫。

「私が選んだんです·····!

沖田様の隣にいようと!

だから私は自由です!」

自分でも何が言いたいのか

よく分からない。

でも私の望んだ自由は

きっとこれだったんだ。

愛する人の隣にいること。

だってこんなにも幸せなんだもの。

沖田様は微笑んだ。

「良いですか?

これからは自由に生きるんです。

自由な恋、自由な選択、

自由な人生。」